という訳で。
台本のテーマ的なものの語りでもしていこうかと思います。
簡単にいうと「幸福」とは何か？です。

よくＳＦ物の小説や漫画なんかじゃ、
「偽りの上に築かれた幸福に価値は無い」とか言ってますよね。
でも、あれっておかしくないですか？
幸福っていうのは人それぞれ違うものであって、
他人が簡単に推し量れるものじゃないと思うんです。

まぁ言い方は悪いですが突き詰めてしまえば「個人の自己満足」ということですね。

美味しいモノをお腹一杯食べたい。
勉強で一番になりたい。
誰かを蹴落としてでも出世したい。
あの人を幸せにしたい。
プライドを守りたい。
…誰かに愛されたい。

それらは全て、個人の満足のためにあるものだと香音は思っているんです。
だから、その人が満足しているのなら、
たとえその幸福が「偽りの幸福」でもいいと思うんです。
むしろ「偽りの幸福」のほうが美しいんじゃないかとも香音は思っています。

だってそうでしょう？
もっと幸福になる事はできるかもしれないのに、
一つの「偽りの幸福」を手に入れた、その時点で満足する事ができるんですから。
なんていうかアレですよね？

自己犠牲精神？

……ちょっと違うか。

そんな事をなんだかんだぐちゃぐちゃと考えているうちに
台本自動筆記で書けてないかな～…（無茶

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